THE GUILTY

2018年デンマーク
原題:Den skyldige
監督:グスタフ・モーラー

低予算スリラー映画の中では、過去最高かも。

主人公は緊急コールセンターの人、つまり日本で言えば110番を受け付ける警察官。
その主人公、

一人しか出てきません。



低予算スリラーと言えば、「キューブ」とか「ソウ」とかを思い出すけど、
それらすらも凌駕するほどの低予算っぷり。

セットもコールセンターの小さな部屋だけ。

あとは部屋にいる数人のモブと、電話の向こうにいる姿の見えない数人のみ。

最初から88分間、ずっと主人公のアップのみ。


正直言って、映像すら要らないのかもしれません。

ラジオドラマでも成立します。

もう、88分間ずーーっと緊張感が途切れません。



もうちょっと説明すると、コールセンターにかかってきた誘拐された被害者からのコールで、電話だけで被害者を助けたり、犯人を説得しようとしたりする。

1秒も部屋以外が映らないのに、お話がクルクル進む。

主人公の生活や背景なども声だけで描かれます。
そして、、、



どうして日本ではこういう良質な作品が生まれないのでしょう。
市場が小さくて予算もないのはデンマークだって同じ環境だろうに。

10点満点で8点。

マイナス1点は、ちょっと先が読めてしまったのと、マイナスもう1点は何度も繰り返して観たくなるようなものではないこと。

気持ちは満点をあげたいくらい。
とは言え、人によっては退屈だと感じるかも。


ちなみに原題を訳すと「犯人」だそうです。
タイトルもシンプルですなあ。

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