怪しい健康器具

マモンは生まれつき頸椎ヘルニアを患っており、常に首から右手の中指までが痺れています。
特に冬場は身体も硬くなり、症状が酷いので東急ハンズの健康器具コーナーに行きました。

まずはこれ。
どこからどう見てもアダルトグッズ可愛らしいですよね。
しかもネーミングが

愛心棒

だそう。名は体を表すの見本のようです。
手で持つかと思いきや、足で踏むそうです。踏むだけなのに「人間工学に基づく設計」だとか。
赤い色が何かの気持ちを高揚させます。


こちらは首長族の風習ではなくて、「エアで首を矯正する」グッズのよう。個人的にはちょっと試したい気もしますが、どう見ても

あの世へ逝きます

という風情で、そこはかとない演歌的情緒を感じます。

こちらは正確にいうと美容グッズです。これを装着したまま宅急便の受け取りなんかしたら、

複雑でマニアックなSM露出プレイ

と思われるのではないでしょうか。はっきり言って鼻フック
モデルは笑っていますが、きつく拘束され被虐的な気分に浸っているのかもしれません。一体何をどう美容化するのでしょうか。

もはや商品開発の方向性を見失っているかと疑ってしまう美容グッズです。
これを家の中で装着している自分の母親を見つけた小学生には、

ジェイソンかハンニバル

にしか見えないでしょう。殺されそうです。

最後にもう一度ツボ押しグッズです。どう見ても女王様です。やはり健康器具はSMグッズと親和性が高いようです。
説明には「このメガネの上から指でツボを押してください」と書いてあるのですが、それなら

直接指で押すのと変わらない

気がします。

元々この手のモノはなんとなく怪しい世界な気がします。
「健康」と「器具」という言葉の組み合わせ自体、異種格闘技戦の趣きがあります。ポジティブでフィジカルな「健康」と、SM的ハードコア的インダストリアルな「器具」との取り合わせに興奮を禁じえません。

どうやらこの業界にはちょっとした新興宗教的神秘世界観があるようで、科学的根拠よりも雰囲気重視のようです。幸運のペンダントや開運印鑑とあまり大差ない気がします。買うと幸福になるのでしょうか。