復活の日と武漢肺炎と邦画の凋落

1980年日本
英題:VIRUS
監督:深作欣二


原作は1964年に小松左京が書いた小説。



マモンは当時、テレビCMを見たくらいで、
本編は観たことありませんでした。



なぜ、いまか。


それは


ウイルスで人類滅亡

のお話だから。



映画の中のウイルスは、アメリカが作った細菌兵器で
南極にいる人たちだけが生き残り、ほぼ人類が滅亡します。



まさか武漢肺炎が人口ウイルスなんて陰謀論は言いませんが、人類滅亡くらい広まっても不思議ではないかも。





さて、映画の内容ですが、冒頭いきなり

ホンモノの潜水艦南極でロケ

をやっています。


どんだけ金かけてるんだ・・・


もちろんCGなんてない時代だから全部ホンモノです。
なんという壮大なスケールの映画。


制作費は当時のお金で25億円とも32億円とも言われています(宣伝費はおそらく別で制作費と同額)。


最近の邦画はかなりの大ヒットでも興行収入は30億円。
制作費は10億円が上限だそう。
なので復活の日がいかにお金をかけてるかがわかります。



そして予算よりも肝心なのはもちろん内容。

この作品は、かなりのハードSFです


映画は3分の2は白人主体で、ほとんど英語。
アクションもほとんどないし、恋愛話もほとんどなし。
もちろんお色気もギャグもなし。



海外市場も視野に入れていたと思う。


しかし、この復活の日は興行収入が24億円で

かなりの赤字

だそう。



これまで「戦国自衛隊」や「野性の証明」など、この時代の角川映画は大作を連発していました。
神がかっていました。
ある意味、黒澤以来の日本映画のピーク。



でもこの

復活の日の赤字で、
これ以降は低予算のアイドル路線に変更

されてしまいました。


「セーラー服と機関銃」は制作費1億5千万なのに、
復活の日とほぼ同じ興行収入23億円。
「時をかける少女」は28億円。


日本の大作映画は角川が始めて、
ダメにしたのも角川映画

ということ。

でもね、ここ数十年の邦画の凋落っぷりは酷いじゃないですか。

低予算のためか、アイドル路線ばかり。
観に行く人も俳優目当て。
SFにしたって「AI崩壊」ってしょーもない。


そうこうしているうちに、韓国映画はアカデミー賞。



まあ、映画大国アメリカだって、アベンジャーズとかワイルド・スピードとか、くだらないコンテンツでいつまでも続けていますけどね。


本当に、真面目で海外展開もできる邦画を
作らねばならない時期が来たのではないでしょうか。


邦画の復活の日はいつ



壮大な映像は10点。お話は5点。
テーマはいいし、壮大なスケールなんだけど、
パンデミック以外の話がちょっと冗長。
そのくせパンデミックは大して描かれない。
でも日本最高峰。


広告をクリックしていただけると、大変嬉しいです。

コメントを残す